ブルガリアの怪力乱神

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怪力乱神というのは、昔の神話と現代の民話にある超自然的なものです。いろいろなものがあって、大多数はお化けや幽霊や魔女などです。ブルガリアの怪力乱神はスラヴの怪力乱神とだいたい同じです。現代まで、怪力乱神はブルガリアの民話と昔話と伝統的な音楽に見られます。怪力乱神の大部分は悪いのですが、いいものもあります。

お化け

お化けというと、カラコンジュルやズメイやラミャなど、いろいろな物があります。

カラコンジュルというのはブルガリアの民話では、頭が大きくて牛角と尻尾があって、目と足が一つだけある、モサモサした人間らしいお化けです。カラコンジュルはお化けですから、ときどき裸の人間や犬や子牛などに変わります。

ズメイというのは、ドラゴンみたいなお化けです。体も口も大きくて、口から火を出します。神話にズメイは悪神チェルノボグの命令で、世界中の村を燃やして、時々ハンサムな男に変わって、きれいな女性をさらうと言われています。

ラミャというお化けは普段は大きいトカゲのようなものですが、時々犬の頭があるとも言われています。民話によると、ラミャの口は本当に大きいですから、人も、牛も食い殺し、時々建物を壊したと言われています。ラミャはふつう頭が三つあります。昔話と伝統的な歌の中に一番強力な勇士がラミャを倒す話があります。

幽霊

ブルガリアの民話にある幽霊は日本の幽霊と本当に違います。ブルガリアの民話の幽霊は一般的には怪物のような物です。

モリという物は、悪くて、不浄な亡くなった人の霊です。この霊は変死者(自殺した人や事故の犠牲者や殺された人など)の霊ですから、ナヴ(あの世)に行けなくて、ヤヴ(この世)に留まって、人に悪いことをします。

タラサムという幽霊は見えない悪い霊です。タラサムは橋や洗面器や廃墟などにかくれていて、犬とか猫とかの形をしています。人柱にされた人ですから、宝物からも、タラサムが生じると言われます。タラサムは日中屋根裏と地下室に隠れていて、夜中に外に出てきて、悪いことをします。

魔女

ババ・ヤガはスラヴ民話に登場する魔女です。ババ・ヤガは強力な、悪い魔女です。彼女は子供を食べたり、大人を呪ったり、いろいろな酷いことをします。見かけも酷いです。ババ・ヤガはすり鉢に乗って飛んでいて、時々箒も使います。

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Published in: on 6月 12, 2013 at 8:09 am  コメントする